看護師の転職に成功する志望動機の書き方

より自分に合った労働環境を求めて看護師が転職活動をするとき、転職成功のカギとなるのが「志望動機」です。本音の志望動機が「なんとなく条件がよさそうだから」であったとしても、やはりそのまま書くわけにはいきませんよね。そこで、志望動機をまとめる前にしておきたいのが「どうして応募先で働きたいと思ったのか、どこに惹かれたのか」「自分のキャリアをどう活かしたいか、自分の強みは何か」について洗い出すことです。箇条書きでかまいません。出てきた言葉や文章をリンクさせる形でまとめると、オリジナリティとアピール力のある志望動機になります。次のことも心がけて志望動機を完成させましょう。

まずはネガティブな内容はポジティブに言い換えることです。「前職は残業が多く……」といった文章は、たとえ事実であったとしても自分自身にネガティブな印象を与えてしまいます。「オンとオフのメリハリをつけ、ワークライフバランスを大切にして働きたい」など、前向きな文章で言い換えましょう。

次に応募先についてよく調べることが大切です。「理念に共感して」など、HPを見れば誰もが書けるような志望動機ではアピールできません。患者さんの口コミなども含めて応募先のことを丁寧に調べ、自分なりに見つけた魅力を言葉にしてみましょう。

そして志望動機には長期雇用を望んでいることを盛り込む必要があります。どんな職場でもそうですが、採用したいのは長く働いてくれる人です。応募先の勤務条件などにからめ、長く腰をすえて働きたいという意思があることも、しっかりと盛り込んでいきましょう。